来たる3月24日(日)に2023年度第2回アイノラのつどいを開催いたします。
今回は「シベリウスのピアノ作品~出版に至る道筋を探る~」シリーズの第3弾として小川 至会員による《樹の組曲》についての発表と演奏を、またその後には会員皆様の交流の場としての懇親会を計画しております。もちろんレクチャー、懇親会のどちらかのみでもご参加頂けますので、ぜひ万障お繰り合わせの上お越しくださいますようご案内申し上げます。
《日時》 2024年3月24日(日) 15:00開演 (開場14:30)
《会場》 ミュージックギャラリー アリエッタ
東京都練馬区北町2-21-3 (東武東上線 東武練馬駅南口から徒歩6分)
《定員》 20名
《内容》
小川会員による発表と演奏 (定員20名)
「樹の組曲」に見る楽譜の歴史 ~初版からシベリウス全集まで~
・シベリウスにおけるピアノ作品の位置付け
・「樹の組曲」の作曲時期
・「樹の組曲」に纏わる出版事情
・出版事情により推移した楽譜の内容の変化
・作品そのものの解説と全集版との差異
※当日ご来場の方への特典として、小川さんが浄書された《樅の木》の初稿楽譜が
配布されます。
*フライヤーデータ
《会費》
会員&学生 ¥1,000 一般 ¥2,000
《申し込み方法》
メール: sibjpinfo@gmail.com FAXまたは電話: 03-5934-3699
《出演者のプロフィール》
小川 至
武蔵野音楽大学器楽科並びに同大学院修士課程修了後、ロシアのチャイコフスキー記念モスクワ国立音楽院に留学。 ロシア留学中にフィンランドの音楽と出会い、現在ではフィンランドの演奏家・作曲家と連携しながらフィンランド音楽を取り上げた演奏・紹介活動をライフワークとしている。2017年、フィンランド独立100周年念イベント「FINLAND 100 MUSIC HISTORY」の企画・演奏の両面で参加。2023年、愛知県立芸術大学にて、芸術講座レクチャーコンサート「フィンランド・ピアノ音楽を概観する」を開催。演奏活動のほか、執筆活動においても、多方面にわたるプログラムノートから小論文に至るまで、様々な媒体でフィンランドに焦点を当てた文章を掲載。これまでにピアノを村上直行、山田彰一、峯村操、ジュリア・ガネヴァ、アンドレイ・ピサレフの各氏に師事。日本・フィンランド新音楽協会、日本シベリウス協会会員、ピアノ指導者協会(ピティナ)演奏会員。